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老いるほど若くなる 松本市美術館

70才以上の絵画公募展「老いるほど若くなる」を観る。
やはりどの作品も年齢を重ねたからこそ描ける部分を垣間見た。
素晴らしい。
興味深い企画展だ。
最高齢は99歳の方の山の風景画。伸びやかな山のタッチと空の美しい色彩が印象的。
どんな人なのだろう?どの絵も本人に会ってみたい気にさせる。
おそらく70歳も超えると世間の絵画トレンドや画風など気にならなくなるのだろう。
描きたいように描くのだ。
3階にある美術館の常設展示の名画の方が、ヨーロッパ絵画の影響を受けすぎており、公募展のほうが、オリジナリティーを感じる。
コンセプチュアルな企画展が多い中。70歳以上という分かりやすい切り口で、名作を生み出していた。
お勧めです。
見た後、絵を必ず描きたくなります。絵は自分のために描くものだと。
by pitchounet | 2009-03-20 19:47 | 展覧会 exposition
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